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初心者がまず守るべき!WordPressログイン画面の安全対策5選」

初心者がまず守るべき!WordPressログイン画面の安全対策5選

WordPressのログイン画面は、攻撃者にとって最初の突破ポイントです。
特に初心者の方が設定を甘くしてしまうと、サイトが乗っ取られるリスクが高くなります。

この記事では、最低限やっておくべき「5つの安全対策」をわかりやすく解説します。

WordPressログイン画面の安全対策図解


① 「admin」というユーザー名は今すぐやめよう

攻撃者が最初に狙うのは「ユーザー名:admin」です。これは最も使われている初期設定名で、ブルートフォース攻撃(総当たり)で最も標的になります。

対策:ユーザー名は「admin」以外に変更。既存の投稿は新しいユーザーに移行して、adminアカウントは削除しましょう。

② ログインURLを変更する(wp-login.php対策)

WordPressのログインURL(例:/wp-login.php)は誰でも知っています。攻撃ツールはこのURLを使って自動攻撃を仕掛けてきます。

おすすめプラグイン:「WPS Hide Login」
URLを自分だけが知っているものに変えることで、攻撃対象から外すことができます。

③ ログイン試行回数を制限する

何度もログインを試す「ブルートフォース攻撃」は、制限しないと延々と続きます。

おすすめプラグイン:「Limit Login Attempts Reloaded」
一定回数失敗したら一時的にロックすることで、攻撃を防げます。

④ ログイン通知メールで不正を見抜く

自分以外の誰かがログインしたときに即座に気付けるように、通知設定をしておきましょう。

「WP Activity Log」などを使えば、ログイン履歴を確認することも可能です。

⑤ reCAPTCHAや2段階認証を導入する

ログイン前に「私はロボットではありません」と認証するだけでも、自動攻撃を大幅にブロックできます。

さらにセキュリティを高めたい方は、2段階認証(Google Authenticatorなど)も併用すると非常に効果的です。


まとめ:ログイン画面こそ最大の弱点。まずはここを守ろう!

WordPressは便利な反面、「誰でも入りやすい」状態だと大きなリスクを抱えることになります。

特にログイン画面は、外部から直接アクセスできる唯一の管理入口。しっかり守っておけば、セキュリティの7〜8割は対策済みとも言えます。

初心者の方でもできる設定ばかりなので、ぜひ今日から取り組んでみてください。

次回は「プラグインの選び方と注意点」をお届け予定です!

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